図書館でCD借りた。

Bob Marley の on the pitch と言うアルバムを図書館から借りてきて聞いた。
昔は、なんとなくいいな、程度に思っていたのだが、時が経ってから聞いてみると、良さが当時よりも解かる。
どうしても歌詞が知りたくなった。メッセージがこめられているのは、解かっていたが、今迄調べたいと思わなかった。

http://www.lyricsfreak.com/b/bob+marley/lyrics.html

上記のサイトで歌詞が見つかった。
その時聞いていた印象的な局、Fussing and Fighting の歌詞を見て涙が出てきた。
勝手な和訳↓

おお、この騒ぎはなんでしょうか? この争いはなんでしょうか?
私は知りたいです、神様、私は知りたいのです
私達は、お互いに愛し合うべきなのに、
平和と調和の下で。

普通に見れば、ある種の宗教的な歌詞と言うのだけは解かる。
実際にどんな事に際して作成されたのかは解からない。

だが、ゴヤや、ピカソが劇的に描いたような、戦争の悲惨さを糾弾する時の、物凄い迫力を感じずにはいられなかった。

そして、この場合は、誰かが一方的に悪いと言い切れない、もどかしさ、悔しさ、悲しさが胸に迫ってくる。

かつて、10代だったころ、30代の女性から、「とてもいいよ」と、ピンクフロイドのCDを借りた。さっぱり理解できず、翌朝感想を聞かれて首をかしげるばかりの私に、彼女は「いいと思わない?」とガッカリした様子だったのを今でもありありと思い出す。
難しい内容なのに子供ながら私なら理解できると本気で思ってくれた事、「10年遅れて、君は走りに走った。西に沈む太陽に追いつく為に。スタートの合図を見送ってしまって。」と言う歌詞。頭の中では理解できたつもりだった。ほんの薄い部分で。
あれから、今迄何度も思い出してきた。

いま、彼女の年齢を当に超えてしまって、CDを聞いたらどんな感慨が待っているのだろう。