今後、ポンド円はどうなるのだろうか。目先の展開

130.00円で一応、下げが止まっている。

日足の見ると一目均衡表の雲の下限にあたり、二重の意味があるところだ。

2月末〜3月上旬の上昇で雲は上に膨らんだ感じ。
円預金に利子がつかないということで、外貨建て資産を持っている人も多いと思うが、このところ、災害による円の需要があるということで、円高らしい。

普通は、災害地の通貨は売られるはずなんだけどなぁ?
まぁいいか。
閑話休題、直近の高値の135円から、FXで5円も引かれているとか通常はありえないから、レバレッジ1倍の外貨預金型コースも含めて、現物系の売りがあるということだろう。

そうなると、売ろうと思っていると、どんどん下がる、という状態だろう。
そうなってどこかで決断して売る。
老後の資産がどんどん減って行く訳だから、これはたまらない。

これは、本当にどっちにいくか解らないんだけども、本当にパニック的な売りが出ているなら、売りで儲けようとする私のような投機筋や、下がりきった所を買いたたいてやろうとする輩も大勢いると言うことだ。

本当に嫌な世界だと思います。

だから、なんでもかんでも「投資」すりゃいいんじゃなくって、外貨で持つのは資産の一部にしておけば良い訳です。
また、売りが出尽して、円が高くなってくれば、「災害の影響が長期化する見込み」などと報道するし、円安が続けば日本政府も介入したりして、永久に下がり続けることはないです。(ただし、現物系の人しか長期保有はできませんが)

長期保有の人も本当は週足、月足チャートを見て売買できれば、越した事はないのですが・・・。実際損切りとすると、結構な額になるし、慣れてないから、難しいんだろうなあ。
もちろん、損切りするとすれば、上昇トレンドが怪しくなってきた時点、2007年頃220円くらいでないと、ただただ下落を見ているだけとなってしまう。

だから、結局ドルコスト平均法にしたり、「歴史的な安値」水準で買って、しれっとしているしかないと言う結論か。
それはそれで大変難しい投資法と言わざるを得ない。
そうすると、「安全な投資」って一体何なんだろうと思わざるを得ない。

一番危ないのは、「儲かる」「危ない」などという感覚で山気を出して、中途半端な所で売買する事だろう。
レバレッジの掛かった取引は危ない、また、変な「確実に利回り8%」みたいなのも大変危ない。
少し知識のある人を引っ掛けようとする手口も後を絶たない。
そういう詐欺っぽい投資商品や投資法を販売する人は、自分は儲ける知識もなにもない。
だから、そういう物を販売して儲けているだけだ。
フィナンシャルプランナーも、資格だけもっている変な人も沢山いると思われる。
医者や弁護士にも悪徳がいることを考えれば当然だと思う。

一点、リスクを管理する方法を学び、安易に手は出さないこと。相場で食えるなんて、普通に働ける人は考えなくていいのでは?
どんなに頭の良い人でも麻雀やポーカーでプロになれるとは限らないし、どんなに体が良くてもゴルフで勝てるとは限らない。第一、その世界の大変さを考えて見れば解る。
楽しみや表面的な知識だけで、全財産をつぎ込むなどもってのほか。

もっとも、お金が余ってしょうがなくって・・・、と言う世界は私は解らないが。