典型的な下手

これで6連続損切り
3回目に深押しするパターンで沈没。
深夜に見ていたとしても、安値更新の度に買う訳にも行かず、冷静にMACDダイバージェンスまで待てたかどうか。
まぁ、買えたにしても、最終的な利食い目標までいけるかどうかは不明なんですけど。

こんななにもない相場で6連敗は流石にどうかしている。
まず計画がしっかりしていないこと。
これが大きい。
複数回仕掛けて失敗するので、ダメージが2倍になっている。
3の2だ。
これを防ぐためには、いくつか方法がある。
一つは、連敗したときに戦略を変える。
例えば、仕掛ける玉を半分にする。
かなり機械的な方法だ。

もう一つは、計画を見直して、絞るということ。
絞るのは、計画に反しているので、実際に運用している時にはやりにくい。
ただ、解ったのは、条件が整わないと、何もおこらないということ。
いくつか条件が整って、はじめて動くような気がする。
囲碁や将棋のようなゲームでさえ、自分が働きかけて動き回っても、条件が整わないと(相手がミスするなど)、技が決まることは滅多にない。

どちらにしても、いくら資金管理に方策有りといえども、出動がめちゃくちゃではパフォーマンスは低下する。

テキサスホールデムで、AAのポケットペアを、222の「スリー・オブ・ア・カインド」などでまくる例を考えてみよう。
まず、AA に信頼を置きすぎるプレーヤーに対して、こちらがフロップ以降で手を完成させていなければならない。

ところが、プリフロップの段階でオールインされたら、こちらは1対1では歯が立たないので、どうすることもできない。
従って、この戦略が有効になるには、AA 持ちが少ない額をベットもしくはレイズしないと成立しない。つまり、いかにフロップを安いコストで見に行けるかが成否の分かれ目となる。

それではいつもオールインをするギャンブルプレーヤーには歯が立たないのかというと、必ずしもそうではない。
これには2つの方法が有る。
一つは降りてしまう事。これが一番簡単だ。
ブラインドなどの参加コストと引き換えにしてリスクを避ける。
(ただし、ずるずるいくとジリ貧になる)
もう一つは、みんなでコールして潰しにいく作戦。
AAといえども、複数のプレーヤーを相手にした場合は、勝率はがっくりと減る。
複数のプレーヤーの誰かにストレートやツーペアなどが完成している可能性があがるからだ。
また、AAの強さは、フロップ以降に何も起きなくて、それならワンペアのAAが最強という理屈なので、複数対戦になり、ストレートやフラッシュなどが起きうる、1対多で一番になる、という条件になると、必ずしも最強とはいえなくなる。
たとえば、AはKと連結すればナッツストレートになるが、2と連結する場合は、麻雀でいうところのペンチャン待ちなので効率が低い上に、ハンドランクも弱い。
また、ストレート狙いなら、最初から、89のようなコネクターの方が有利なのは言うまでもない。
同様に、ポケットペアはスーテッドでないので、フラッシュの確率も下がる。

1対1でも、資金管理を上手くすると、AAに対してコネクターでもトータルで勝てるケースもあるらしい。

これらは全て条件による。

という事で、テクニカル・トントン・シンドロームを抜け出すには、エッジのある戦略を開発することが必要だと考えている。