難しい失敗がデフォルトだ

株では、市場平均を超えるのが至難の業とされている。
FXも同じだと思う。
やる人の90%がまずルールとかレバレッジが解らず失敗し、生き残った10%はそれなりに勉強しているので、損切りとかするんだけど、それでもある時、ドローダウンを喫するかメンタル的に損切りできなくて力尽きる。

バックテストしてみると、まぁ損が出たりするのですが、自分で売買してもそれほど変わらなかったりする。データの取り方にもよるが、移動平均のクロスで売買した場合、勝率が4割程度、リスクリワード比率が1:2程度になる事が多かった。
勝率が3割、2割と落ちれば損も大きくなる。
一方、リスクリワード比率は大きく変わらないように見える。

それで、結局移動平均線の売買も「結構やる」と言う事が解った。
もちろん、絶対にそれだけでは売買する価値はないと思うが。
どう売買を改良すれば良いのか?
移動平均線で売買するというのは何を意味しているのか?
最近は、FX会社の入門に、トレンドの有無はADXで判断しましょうなどと書いてあった。
それで解ればいいんでしょうけど...。

やっと最近、単なる悲観論じゃなく、本当に難しさが解って来たような気がする。
またどうしていいのか解らなくなった。
もういっその事、テクニカルならテクニカル命で、カリスマ相場師の誰信者なら、それでやっていった方が楽かなと思う。
何にも確かな事が無く、成功している人達の間でさえ、言っていることがバラバラ。
それで、何か一つのやり方を完全コピーして自分ができるのか??

伝統的な学問なら、どんなに複雑で高尚なものでも基礎が必ずある。
相場はあまりにも色々な考え方があって、基礎すら解らない。