不気味な動きだ
対円で、日足チャートを見ると、非常に不自然な動きをしているように見える。
特にドル円。
コントロールされているのか、閑散なのか。
日中足の、たとえば5分足や10分足で取引が少ない時間帯ではよく見られるが、日足チャートでこのような足がつくのは珍しい。
チャートは人の心理を反映しているという。
短い時間の需給を読むのは、非常に難しいが、チャートを見て判断する人を判断するような感じなのだろうか。
人の心を読むというのは、非常に難しい。一般的な企業でヒット商品を出しても、その後苦戦したりすることは多い。マーケティングやアナリスト軍団、それにカリスマとかを呼んで来て商品開発をしても、必ず成功するとは限らない。
ヨーロッパ、アメリカと悪い材料ばかりである。
悪い材料ばかりであるから、次は良くなるしかない、と逆張り的な事をどこかのアナリストが言っていたが、あれからズルズルと年月が経過した。
景気サイクル的にも、そろそろ底なんだが、ファンダメンタルズが悪くて上に行けない。
売る人が売ってしまえば、一応下げ止まるが、長期低迷になれば、相当期間上には行かないだろう。
ヨーロッパがよくなるとすれば、いまやっている福祉の切り詰め等々の政策の効果が出てくるということになると思う。