移動平均線と転換線

移動平均線は、指定された期間の平均コストと考えられる。
それに対して、終値だけでなく高値や安値を勘案してトレンドの方向性を見ようと言うテクニカル指標もある。
別にシステムトレードの検証作業をしているのではないのだから、必ずしも線を越えたから買いだとか近視眼的に見ないで、自分で判断していかなければならないと思う。
どうも、ドルが絡んだ通貨ペアでうまくいかないと思ってチャートを見直してみると、昨年後半の100円から87円までの下げ相場はハッキリしているが、今回の低いところでも保ち合いは、使いテクニカル指標でパフォーマンスがハッキリ違っている。
下げのキツかった部分では、ローソク足が大陰線の後に大陽線になったりかなりチャブつきながら下げている部分と、小保ち合いから陰線を連続して下げている部分の2つに分かれる。
最近は、高値、安値が解りやすいレンジ相場になっていて、25日線だと少々緩慢な感じにはなっている。そこでもう少し短期での反応が良い5日線などを用いて取っていこうとしたり、逆張りの売買が出てくるので、どうしてもゴチャゴチャとしてくるのではないのだろうか。
トレンドがないとか弱い状態で考えていても仕方がないと言うことか・・・。となると、収益のチャンスと言うものは、そうしょっちゅうとはないと言うことか。