テクニカルトレード検証

あまり当てにしないでね、と前置きして。
市場: FX
通貨:手当たり次第
5分、15分、60分足での平行レンジ抜けでの仕掛け。
レンジの幅をそれぞれの利食い損切りポイントとする。
平行レンジの定義:高値、安値が平行して複数回でること(ある程度裁量)
1万円通貨単位で1単位
期間3日

10勝10負 勝率 .500
一部ミストレード、ルール無視を含む(ダメじゃん

損益 -21267円
平均損失 3614.3円
平均利益 1489.6円

何故、一回あたりの損失が利益の2倍以上もあるのか?
理由1 売り買いの気配値の差。スプレッド。
理由2 仕掛けと損切りが逆指値でそれぞれテクニカルポイントから 1pips ずつ外になったから。利食いは逆にレンジ-1pips。
理由3 ミストレード、裁量トレードが一部有ったから。
理由4 失敗したトレードが60分足のトレードだったから。
理由5 損益ともに手数料300円が引かれているから。
理由6 運が悪かったから。
理由7 本を読んで同じ行動を取るトレーダーが増えたから。
理由8 空がとっても青いから。
理由9 理由6以下がトレード中に頭をよぎったから。

実感としては、スプレッドと、微妙なミスがじわじわとボディーブローのように効いて、徐々に損失が膨らんでいったと言う感じ。リアルなら最後に頭に来て、損切りしなくなって、資金を全部なくすパターン。

出だしはそこそこ勝率が良く、もしかして、これで一生いけるのか?と思ったら勘違いだった。
ボックスや、ダブルボトム、トリプルボトムになりそうで崩れるパターンは逆にしかけると大きく動いたケースが多いような気がした。
レンジをいかにも抜けそうに安値が切り上がって、高値を一瞬抜いた後にヒゲ足になって逆に動くパターン。
レンジ抜けを狙ったトレーダーを嵌める「後だしジャンケン戦法」とでも言おうか・・・卑怯なトレードが成立する??
しかし、レンジを順調に抜けた場合は、結構大きなトレンドになるケースも多く、レンジ幅を指値するよりも工夫した利食いがあっても良さそう。

ちなみに、細かいパラメータは伏せるが、日足ベースで日経平均移動平均線で緩衝帯1%で売買する方法をシミュレートしたところ、2009年8月〜9月では、線を頻繁に跨ぐちゃぶつき相場につかまり先物ラージ1枚で100万円以上の損失となった。意外に多いので驚きだった。その後 10月以降は割合大きく動いているが、トレンドフォローだと天底全体は取れないので、この程度の動きでは、トントンぐらい。実戦ならびびって小幅利食いして、損失が残りそうな予感。

別に完璧なシステムを探している訳ではないのだが、ここまでヤラれるとどうしたものか・・・。
もう少しデータを取ってみないと解らないか。
少なくともルール、マネジメントなしでやって勝てるはずがないのは、再確認。
何回「底」を確認しないと行けないんだ私は・・。