天井形

天井にも色々なパターンがある(とされる)が、
相当後になって、相場が下がってしまうから、天井だといえるわけで、
パターンが当てはまったからと言って、天井や底と決め付けることはできない。
その後に、反転してダマシになることがあるからだ。

で、日経平均の月足を見ると、上に長いヒゲ+陰線で、天井形を形成している。
仕手株の日足などがこの形になっているのは、よく見るが、
日経平均で、このパターン、しかもこのヒゲの長さはここ20−30年のチャートを見てもあまりない。

ヘッジファンド日経平均先物

結局ファンダメンタルズになるが、これから、アベノミクスがどうなるか、
にかかっているとしかいえない。

歴史的に見て、期待先行の相場は、上がりすぎると下がって、また騰がってくる。
先のリーマンショックの相場のときは、大きな下げから、やれやれと戻ってきたところが本当の天井になった。

東京の土地もミニバブルになっていた。
このときは、素人目にも、バブルなのは解っていた。

ただ、このときとは、新しい金融商品の問題があった。

今回は、金融緩慢としての側面が強い。

本当に経済政策が成功すれば、長期的な上昇サイクルに入る