テクニカル

昨日はアメリカで予算がつかず、米政府の機能停止もありうるということで、
円買い、さらに先物で大口の売り。300円安
なんかプロの仕掛けっぽいなー。
日中では、売りが途絶えた所を買いで逆襲して、150円安ぐらいまで下げ幅縮小したが、
また引けに掛けて売りがでて、結局300円安と陰線になった。

さて、15000円手前で反落となるか。トレンドラインは14000円、安値の目処は13000円で、オーバーシュートして12000円台中間。
このチャートには各種のラインは引いていない。

上げ相場の途中でよく売るな、と前回書いているが、
テクニカルな局面15000円台で、売りというのは、一応理由になっているし、
これが天井になって、三尊型みたいな天井形になったら、高値で売れることになる。

で、今後の予想だが、これがいつも難しい。
材料がどうなのか、であるが、よく解らない。
構造的なアメリカの問題である。

チャートでは、保合上放れから、一応大台手前で利食いしておこうというのも解る。

そうすると、サポートラインの14000円まで買いは見送るということになる。
例えば、そこで、先の大口が買い戻してくることも予想される。
なぜならば、テクニカルで売っているということは、テクニカルに買い戻すと考えられるからだ。

だが、実際の相場はそのような動きに必ずしもならない。
一つの根拠として、相場参加者の増減、質の変化が挙げられると思う。
つまり需給が変化する。うーむ、当たり前か。

話を省くが、日本株が急落してしばらく元気がないのは、国民性から来ていると思う。
株価が上がると、調子にのって、どんどん人が集まってくる。
株価が下がるとそれに懲りて、しばらく嫌になる。人は減る。

株価が騰がっているのに、人が来ないと、急騰してストップするということになるが、
まずそういうことはおこらない。
また、株価が下がるほと、人が集まってくるということもまず、ない。
これは裏をかく、かかなないというレベルでなく、人間心理を突いているので、外れはない。

だが、投機だとか、起業にチャンスを感じるようなアメリカ的な風土だと異なってくると思う。
まぁ、これは自信の問題でもある。
戦後、もうダメだと思っていたが、そこから這い上がってみたら、すごくよくなったというのがある。
また、リーマンショックのあと、日本の経済が停滞していたが、為替政策の影響が大きかった。
あとで考えて見ると。

で、結局、重苦しい経済で、「この辺りが底かな」などと言っていた時に、
株を買っていれば、いまごろ相当儲かっていたはずなのだった。
まぁえてしてそういうときには金がないものだ。

下がればチャンスだ、みたいに思うよりも、なんかかんか、下がった相場に理由を付けて、
落ち込んでいるような気がする。
変な話だなぁ。真面目すぎる。

ま、チャートの定石通りになるかは解らないが、押しをつけに行っていると思われる展開。