便りがないのは良い知らせ

証券会社やFX業者に約定したらメールで知らせてくれる機能がある。私の場合は、大抵は逆指値でストップオーダーを入れている。仕掛けは成り行きの場合もあれば、前もって逆指値している場合もある。それと同時に、損切りの注文も出している。株式の場合は、条件をみたさないとツールが使えなかったり、注文と同時に決済注文(IFD注文)が出せない場合もある。
発注時に出した決済注文は、ロスカット損切り)になっている。その後、予測した方向に価格が推移した場合は、決済注文の値段を適宜訂正していく。ある程度の強さのトレンドをうまく捉えることができると、大体はスグに含み益になり、決済注文には引っかからずに推移する。ところが、トレンドがハッキリしなかったり、逆行している場合は、ロスカットが自動で執行される。間違いを指摘してくれるのだ。
と言う訳で、注文してすぐに約定メールが届くと言うことは、ロスカットになっちゃったと言う訳で「チェッ」と舌打ちする事になる。しかし約定メールが届かない場合に、自分で損切りの幅を多く取りすぎている場合がある。損が確定していないのだが、含み損にはなっているし、ハラハラしながら待って結局は目一杯損してしまう。
トレイリング・ストップと言う機能が使える場合は、自動的にストップオーダーの値段が変更されるようだ。これを使うと相場を見ていなくても、自動的に利益を増してくれて、反転したら確定するので楽チンなのだが、今のところ利用できる業者は限られている。FXはシステム構築を最初からやっているので、導入されている所がある。既存のシステムに新しい注文方法を導入するのは大変なようだ。http://www.enjyuku-forex.com/modules/content/content0021.html
マネックス証券の株式のシステム売買はかなり使えそうだが、手数料が割高になっている。プログラムが組めるので、一定の幅だけではなくてテクニカルポイントなどでも売買ができる。すごすぎやしないか?上田ハーローの金銀取引には、ちゃんと最初からトレイリングストップなどの機能が組み込まれていた。
問題はトレイリングストップの利用方法なのだが、これは即、投資術に影響する。単純に建値との比較で設定すると、移動平均線など相場参加者が参考にしている指標とずれてしまうのだ。
しかし、相場参加者と言うのは、自分の含み益がいくらになったとか、そろそろ反転するんじゃないかとか、含み損が大きくなって強制決済されるとか、終値のような万人が明白に客観的に把握できる数値とは別に、建値や含み損益と言う、いわば「裏」の数値も重要だと思う。信用買い残や、一目の雲や遅行線もそのようなものを少しでも探ろうとした試みではないだろうか。一体に、テクニカル指標から大きく乖離した場合の含み益をどうするかは、難しい所だ。大きな利益が出たのだから、ちょっとした反転で利食いするのもいいが、トレンドはまだ収まっていない。一旦利益確定して、また動いたらまた仕掛けるみたいな感じにするのだろうか。一概に良い悪いなどと私ごときが言えるものではない。
ETFで1321に日経225連動型上場投資信託と言うのがあります。1株単位で取引できるので、SBI証券の手数料のアクティブ・コースを選んでいると、10万円以内の取引は無料なので投資の勉強には便利です。「連動」のはずなのに、他のETFにくらべてなぜか高いのですが、もともと長期で保有するつもりはないので詳しく調べていません。
そこで売買していたら、まぁわかってはいるのですが、結構オーバーナイトでギャップが空くので、物凄い損益が変化する。
今回、売り仕掛けて置いたら、僅かな株数なのに、ビックリするような利益になっていてちょっと快感だった。株はやっぱりこれが良い。今回はインデックスなのだが、特に個別株で需要が逼迫しているようなのだと、もう・・・。レバレッジをそれほどかけなくても値動きが良いので効率が良いのだ。逆に言うと損するかもしれないし、その際に予定した価格で損が抑えきれないのだが・・・。
兎に角、投資の王道を読むなどして勉強すること。
いくら一日の手数料が定額だからと言って、最初から大きな玉を建てたり、売ったり買ったりメチャクチャやらないこと。
為替のスワップは上昇トレンドでとりに行く事(値動きで損にならない方向で仕掛ける)。