何処まで押すか

日中足で見ていると、投げ出して一瞬止まって又落ちるといった風情。
ただ、日足ではまだあまり大きく下落していないし、
あまり取引量の多くない時間帯での動きを気にしても余り意味がない。

以前読んだfxの本に、ロンドンのトレーダーは、それ以前のマーケットで動いていた動きをストップさせようとして云々、と書いてあった。
そうかもしれない。
でも、株のイブニングセッションなどを見ても解る通り、閑散なときの動きなので、気にし過ぎても仕方ない意味もある。
板が薄いので、少しの注文で動くこともあろうから、仕掛けるということもあると思う。
ただ、海外の投資家は、プロとアマ含めて、あまり日本と変わらないということができる。

それで、まぁ押しているのですが、どこまで押すか?
穴埋めまでいくのか、どうか。

株が上がりだして、円安になって、なんだなんだ?と買い付いてきている人が落とされるかどうか。
安倍政権誕生で、(誕生するだいぶ前から、総理みたい、、、今年の流行語大賞は「安倍総理」でいいと思う)
上がったと考える人がいる一方で、たまたまそういう方向だったのだ、とテレビで変な人が解説していた。

だが、「たまたま」というのでは無かろう。
知ったような顔をして冷静な体を装っているのは浅はかだ。

底値圏に来ていて、つまり売る人は売ってしまっていて、そこになんかの材料がくれば上がるし、
何にも注目を集めなければ、底値の期間がながく続く。
あるいは、まったくの閑散なので、そういったなんでもかんでも動きたい雰囲気。
だから、材料なのである。「たまたま」ではない。

もちろん、こんなことを書くのは「ポジショントーク」にあたるのだが、
なんというか、あまりテクニカルなこと要らないんだよね。
テクニカルの専門家はちゃんと他にいるから、なまじっか変な話は要らない。

きちんとファンダメンタルズについて、つまり、企業業績とか、外国のなんちゃらとか、
なんでもいいので、深く研究した素人が知らないようなことを語って欲しい。
相場ではなく、経済を語って下さい。
中途半端にテクニカルを語りだしたら、「こいつ解ってないな」とすぐにバレます。

むしろ、重箱の隅をつつくようなことでいい。
直接トレードに役に立たない概観でいい。
素人が片手間に調べるのが不可能な、専門的なことを教えて欲しい。
相場が上手くなくなっていい。
学者バカ大歓迎。


でもまぁ、いろいろなエセ専門家のいうことを鵜呑みにしたりして、
それが「巷」なんだろうな。

ま、自分も結果出してない「巷」の一人ということか。